Heat Resistance Technology Road Map for Gas Turbine 耐熱材料のRM

Social Needs

「耐熱材料の戦略的技術構築」

ロードマップは技術を戦略的に構築する上で重要です。今回は、未来へのRMとして、資源エネルギー庁の発電効率を縦軸にしたものを紹介します。

figure1. 次世代火力発電に関わる技術ロードマップ

耐熱性については、「NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)」から抜粋させていただいた今までの材料開発の推移を紹介します。

ここから、未来への耐熱材料にどんな要求があるかを考えられるのではないでしょうか?

RMは、「Social NeedsとTechnologyがその資源のひとつとなる時間軸を一致させて、Solutionを計画的に創出するための道筋となるもので、これにより戦略が具現化される」と私は考えています。

figure2. タービン入口温度の上昇と翼材料の耐久性向上の推移

この技術に関する技術的な背景は、ここをご覧ください。

この技術に関するSolutionsは以下を入り口として見てください。

航空分野での耐熱材料加工技術の例として以下も紹介させていただきます。

引用:資源エネルギー庁:脱炭素化に向けた 次世代技術・イノベーションについて (平成 30 年 2 月 19 日 」についても参考としてご確認下さい。P74に「2020年に、ガスタービン燃料電池複合発電で効率57%前後で1700℃。2030年には効率65%以上」といった内容が記載されています。(2019.8.11)

https://www.enecho.meti.go.jp/committee/studygroup/ene_situation/006/pdf/006_011.pdf

引用:NEDO、「世界最高水準の高効率・大型ガスタービンで、地球環境やエネルギー問題に貢献」(2019.8.12)

世界最高水準の高効率・大型ガスタービンで、地球環境やエネルギー問題に貢献 | NEDO | 実用化ドキュメント
世界最高水準の高効率・大型ガスタービンで、地球環境やエネルギー問題に貢献。ムーンライト計画当時からプロジェクトに参画してきた三菱重工業では、欧米勢がけん引する大型ガスタービン分野において、世界最高性能の大型ガスタービンを次々に開発。例えば2011年2月から同社高砂製作所の実証プラントで運転開始した「1,600℃級J型ガ...

参考:NIMS、「超合金のおかげで飛行機の燃費が良くなる!? 世界一の耐熱超合金のヒミツ!」(2019.8.12)

コラム「超合金」 | 材料のチカラ | NIMS(物質・材料研究機構)
超合金のおかげで飛行機の燃費が良くなる!?世界一の耐熱超合金のヒミツ!

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