The Antarctic Ozone Hole Will Recover in 2075. 自然の治癒は100年単位

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NASAの報告によると、南極のオゾンホールが2075年には、1980年代のレベルまでに、ほぼ修復されるそうです。

オゾン層は、地球へ到達する紫外線のバリア層として、地球に存在し、多くの生物がその恩恵を受けてきました。

しかし、エアコンや冷蔵庫の冷媒やスプレーなどに使われる人工の化学物質であるフロン中の塩素が、オゾン層を破壊し、オゾンホールを形成すると知られ、1987年のモントリオール議定書の決議ににより、フロンを全廃することが決められました。

そこから、継続した努力が年々続けられ、オゾン層の改善傾向が見られたのは、2000年頃です。そして、オゾンホールが修復されるのは、約100年後の2075年だそうです。

ひとつの自然を回復させるには、延々と続く人類の努力が必要で、およそ人の人生の単位を超えるものなんですね。技術者として、自然の尊さと大きさに驚くばかりです。また、技術者は、向き合う自然の大きさに対して常に謙虚でなければならないと、改めて感じました。

NASA Scientific Visualization Studio | The Antarctic Ozone Hole Will Recover
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